(この記事は、5分足スキャルピング手法を土台としたトレードに関する記事です。)
こんにちはドラゴです。
かなり難しい場面なので紹介するかどうか迷いましたが、有利な状況と不利な状況について理解が深まればと思いこちらで解説させて頂きます。
さきほどポンド円で仕掛けました。欧州は有利なマグネットがあり、価格の位置関係が良い時に早い時間帯のセットアップでのみ入る事が多いです。
(サマータイムが終わったので早く帰りたいという気持ちもあるので、最近は欧州も見ています。)
この時注目して頂きたいのが画面左側で、そこそこ強い上昇の後でした。しかし画面は完全に横ばいなので売りとしては悪くはない転換の流れです。
ただ、12時半からの上昇ポールが強めという事も合わせて、売りが完全に有利とは言い切れない難しい場面です。しかし13時過ぎの大きなダブルトップで、右のトップはさらにダブルトップになっている事に注目してください。
その後直近の高値圏を全て試してビルドアップ。(これはpbpでもある。)
正直ギリギリまで迷いましたが、シグナル足が前の足に対してダマシ高値を付けたので仕掛けました。ダマシ高値が入っていなかったらスルーしていました。
17時5分前の反転クラスター上抜けで、-2pipsほどで手仕舞いしても正解です。普段私もそうする事が多いですが、今回は少し状況が違います。
12時半の画面内最安値を欧州で2回切り下げました。
さらに仕掛け後25EMAはまだ下向きで順行していますが、MAが順行している時はまだ回復のチャンスはない訳ではありません。
そして下のマグネットであるキリ番はもう目の前なのに、価格が中途半端な所で止まったのも説得力に欠けるんです。
もちろんチャートを戻せばアジア時間に気になる高値がありますが、だいぶ前なのでそこが意識される確率は低いです。何より私は分析スパンが約6時間半ですが、これは適当に決めた訳でもありません。
MAが順行している中でイギリスが始まったので、イギリスの初動の動きを見てから決めます。
↓その後1番でハッキリとした弱気リバーサル。2番で再度陰線のパワーバーが出現。
キリ番の手前で反発を恐れての決済なのか、急に強めに上昇してきました。しかし2番の陰線よりも小さいです。※ココが重要
もし仮にこの後建値水準の上で陽線が確定した場合、1番と2番で強めの売りが入っているので、その後上昇していくにしても、高確率で下ヒゲ程度は付けて上がります。よってそこで建値決済しようと思っていました。
↓最終的にはブレイク水準の上ではっきりと陽線が確定する事は無く、利確出来ました。難しい場面で今回のような決済は本当にすくないので、教育上よくないかもしれないですが、リアルトレードなので正直に解説しました。
これを元に私が伝えたい事は
1:仕掛ける時にハッキリと有利な状況ではないが、「妥当な賭け」の類である事。
2:MAがまだ順行している場合、その他状況も見て回復のチャンスを待つ価値はある事。
3:直近の確定足の大きさを見て、リバーサル・パワーバーをV字でぶち抜いていく事はテクニカル的な常識としては難しいので、経験上最悪の流れになった時に建値決済も出来る事が多い事。
っと言う事でした。
私は危なくなったら建値決済で逃げる事が多いですが、今回は難しい場面だったので、参考になれば幸いです。
こちらの記事はボブボルマン氏の5分足スキャルピングにも出てくる解説になります。
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合わせてご覧下さいませ。
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2023/10月末note発売に伴い、私は論より証拠タイプなので2023/11月にmy fx book用に口座を立ちあげました。(過去に成績が良かった部分だけをpick upするのとは訳が違い、発売後にトレード開始した成績です。)
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これは簡単な手法やシステムトレードでは逆立ちしても絶対に出す事の出来ない成績ですので、是非この素晴らしい手法を実践してみてください。