【極意】ボリンジャーバンドの使い方と最強手法|FX初心者でもマスター出来る

ボリンジャーバンドって一般的なインジケーターに比べて多くの事がわかる優秀なインジケーターなのをご存じでしょうか?

ここではFX初心者さんでもマスターできるボリンジャーバンドについて詳しくしっかりと解説してきます。

この記事をきちんと最後まで読むと、相場が今どういう状態にありどういう手法を持ってトレードを出来るのかがきちんとわかるようになります。

↓こちらがボリンジャーバンドになります。

紫ラインが3σ(シグマ)・黄色が2σ・黄色の点線が1σ・赤が20SMAになります。

20SMAとは20単純移動平均線の事でローソク足の過去20本分の終値の価格の平均値を表しています。ボリンジャーバンドにおいてはミッドバンドとも呼ばれます。

又基本設定は20となっています。

ミッドバンド(赤いライン)の上にあるのが+1σ+2σで、下にあるのが-1σ-2σと言います。

ここからは分かりやすく一つずつ解説していきますね。

ボリンジャーバンドの計算式

計算式は正直理解していなくても問題ないのですが一応記載しておきます。

  • 中心線(移動平均線)=n日間の終値の合計÷n
  • 上限線(+2σ)=中心線+(n日間の終値の標準偏差×2)
  • 下限線(-2σ)=中心線-(n日間の終値の標準偏差×2)

ここでnは移動平均線の期間を表し、標準偏差の計算には期間nの終値の標準偏差が使われます。

↑意味が分からなくても問題ありません。

ボリンジャーバンドとは株価や為替レートの変動をグラフ化し、現在の価格がローソク足過去〇本の平均の中でどれくらい高い位置にいるのか?どれくらい安い位置にいるのかを偏差値で表した物です。

その偏差値とは視覚的に見て分かるように1σや2σといったようにラインでチャート上に表示されています。

ボリンジャーバンドで分かる事とその見方

ここからはボリンジャーバンドを視覚的に見て、どう使いどう判断してけるのかという事をお伝えしていきます。

一般的なインジケーターよりも色んな事が分かるボリンジャーバンドの使い方をしっかりとマスターしてくださいね。

中期トレンド方向が分かる

ミッドバンド(MA)が上向きでボリンジャーバンドの1σ2σ共に安定して上向きの状態にいる時は上昇トレンド。

逆にミッドバンド・1σ2σ共に下向きの時を下降トレンド。

このようにボリンジャーバンドを見れば中期のトレンドの方向性がわかります。

また上昇中や下降中にボリンジャーバンドがある程度一定の間隔幅で推移している状態を横ばいと表現したりもします。

上昇中や下降中にバンド幅の横ばいが見られたらそれは現在の相場が安定した上昇中・安定した下降中であると判断する事が出来ます。

ボラティリティが分かる

ボリンジャーバンドの幅を見る事で現在のボラティリティを視覚的にパッと見て理解する事が出来ます。(ボラティリティとは価格変動が大きいか小さいかという意味です。)

↓バンド幅が広い時は価格変動が大きく、逆に値動きが弱まってくる、ボラティリティが低下するとボリンジャーバンドの幅は狭まってきます。

直近の高値・安値共にあまり価格更新が出来ない状態が続くという事はボラティリティが低下しているという事であり、同時にボリンジャーバンドの幅は狭まっていく

相対的な価格の高さ・安さが分かる

ボリンジャーバンドを見て、今どの位置に価格があるのかを見る事で相対的な価格の高さ・安さが分かります。

1σ2σというのは、ミッドバンドに設定した20という期間から偏差値を出した物と最初に解説いたしました。

これは簡単に言いますと現在の価格が-2σにあればそれは過去20本分のローソク足の終値の平均値から見て極めて安い価格帯にいるというのが判断出来ます。

今現在価格は高いのか安いのかという判断にも使えます。

ボリンジャーバンドの現象と名称

ボリンジャーバンドを深く理解して正しく使う為にはその現象と名称を覚えるとより理解が深まります。

●スクイーズ

スクイーズとはバンド幅が前後に比べて狭まっている状態の事を言います。(画像白枠部分がスクイーズ)

このスクイーズはトレンド準備段階に多くみられる現象です。(この後トレンドが発生する可能性がある・一時的でもその後価格が大きく動く可能性を秘めている)

●エクスパンション(紫ボックス)

バンド幅が一気に両方向へ開く事をエクスパンションと言います。必ずトレンドが出るという訳ではありませんが、このエクスパンションが見られるとそれは時にトレンド開始のサインにもなってきます。

●ボージ

ボリンジャーバンドの幅が前後と比べて一番広がった所をボージと言います。これは中期トレンドの最後に合われる傾向にあります。

  • スクイーズ
  • エクスパンション
  • ボージ

この3つの名前を覚えたら実際の相場でどう生かしていけるのかを解説いたしますね。

ボージとスクイーズで分かる事

スクイーズは高値も安値もハッキリ更新せず、ボラティリティが低下している状態に現われ、トレンド発生の準備段階にあります。

対するボージは価格が十分に更新した所を示しております。

このスクイーズとボージで分かる事。それは状況が変わってくるサインであるという事。

もう一度上記でお見せした画像を今度は全体像でご覧ください。(白=スクイーズ 紫=エクスパンション 水色=ボージ)

スクイーズの後にエクスパンションして上昇トレンド入りしており、ボージの後にトレンドは終わっています。(一時的な調整に入った事も一旦トレンド終了という判断)

スクイーズもボージもその後の流れが変わってくるというサインなんですね。(トレンド転換という意味でもあります)

ボリンジャーバンドの仕組み・サイクルについて

ボリンジャーバンドはある程度一定のサイクルを作っており、大きく分けると下記の3フェーズがあります。

  1. 拡大(エクスパンション)
  2. 横ばい
  3. 縮小(スクイーズ)

これはトレンドともみ合い期(ノントレンド・レンジとも言う)にも表れ、状況に応じてボリンジャーバンドが発しているメッセージが変わってきます。

例えば上昇トレンドでしたら、最初に拡大(エクスパンション)する事でトレンド入りする可能性を示唆しており、その後方向感が出て、バンド幅が横ばいで一方向に向いていればそれはトレンドが安定してきた事を意味しています。

+2σと-2σの向きが逆を向いている・開いている時がエクスパンションであり、横ばいは±2σそれぞれの方向が大まかに揃ってる時と考えるとわかりやすいでしょう。

トレンド中のボリンジャーバンドの長い横ばいは安定期を示唆している

次に相場に方向感がないもみ合い期でのご説明をします。

↓もみ合い期(目立った高値と安値に水平の白ラインを引きました)

目立った高値も安値もハッキリと更新しないもみ合い期で、ボリンジャーバンドが横ばいになったらそれは安定したもみ合いという事になります。

もみ合い期の時にいきなりボリンジャーバンドがエクスパンションしてもトレンド入りしずらい傾向にもあります。

統計学の豆知識

ボリンジャーバンドは統計学では

  • ボリンジャーバンドの±1σに価格が存在する確率を68.3%。
  • ±2σの間に価格が存在する確率95.5%

と言われています。

これを鵜呑みにした自称トレーダー達により、±2σを超えたら逆張りエントリーといった手法が日本では流行していますが、これは完全に間違った使い方でありボリンジャーバンドの正しい使い方とは到底言えません。

あくまで他の根拠を併用して使うなら良いですが、単純に±2σを超えたから逆張りという手法は負ける事が多いので気を付けてください。

「統計学では価格が±2σの中に存在する確率が95.5%なのにどうして?」って思いますよね。

実はこの統計学には「正規分布」という補足が記載されています。

簡単に言いますと、FXや株価など価格が常に変動する物は基本的には正規分布に当てはまらないという事です。

特にトレンドが発生した時は価格が大きく変動しますので、ボリンジャーバンドの±2σタッチからの逆張りというのは統計学の数値が当てはまるシーンではありません。

よってトレンド時の2σからの逆張りはまったく優位性がありませんのでお気を付けください。

↓+2σにいるのに価格はどんどん上昇するのは日常茶飯事です

しかしこれも使う場面を選ぶ事でその統計学の恩恵を受ける事が可能です。

上記でお伝えしました確率はFXに応用するのであれば、価格変動が少ない場面では機能しやすいという事が言えます。

それを元にした手法をここからは記載していきます。

ボリンジャーバンドを使った最強手法

ここからはボリンジャーバンドを正しく使った手法の一例をご紹介していきます。

そしてとても重要な事なのですが、どんなインジケーターでもある程度の意味・仕組みを理解せず、手法のルールだけ学んでも絶対に上手く行きません。(細かい判断などが自分で出来ないから結局困惑して自己崩壊します。)

もし上記のボリンジャーバンドの説明を飛ばしてる方がいましたら、きちんと理解してから手法を見てもらうとより理解度が深まって「あっ、FXって面白いかも!」ってなりますよ^^

よってここからは細かい説明は上記で済ませておりますので要点だけ記載していきますね!

レンジ・もみ合い期戦略

↓高値も安値もハッキリ更新しなくなってきたこちらの状況で逆張りします(上端下端ラインにタッチした時の状況で逆張りです。)

まずは直近で意識されている価格帯にラインを引いてください。実体は割り込まないのがポイントです。

厳密に2σにタッチしたら逆張りというルールだと、リアル相場では当てはまらない場合が多いためあくまでボリンジャーバンドは環境認識に使ってください。

↓意識されている抵抗近辺に来たら逆張りをします。画像で言うと「買い」です。

●利確案1

単純化したい場合は反対の1σにタッチしたら利確が良いです。これは下から買っているので+1σタッチで利確になりますね。

●利確案2

私はプライスアクションでトレードをしますが、緑ボックスはクラスターをボックスで囲っています。クラスターは反転ポイントなのでそこに触れるか1~2p手前で利確します。(プライスアクションのクラスター・反転サインによる解説は記事最後にご案内いたしますね。)

●損切り

目標値までと同じpipsで単純に1:1トレードにするか、上記画像を例にすれば前回の直近安値の先から-3pなどがおすすめ。

●エントリー前に確認する事その1

上記で解説したボリンジャーバンドの3フェーズなのですが、トレンドでもレンジでもその流れが安定している状態は何処を見れば分かるか覚えていますか!?

答え

「トレンドでもレンジでもボリンジャーバンドが横ばいの時がその状況に安定感がある」です。

↓トレンド安定期はココ!(緑ボックス)

↓レンジ安定期はココ(横ばい)

ボリンジャーバンドが横ばい状態にある事を確認してください。安定したレンジでこそ逆張りが優位性高いのです。

●エントリー前に確認する事その2

先程お話した統計学をもう一度記載いたします。

  • ボリンジャーバンドの±1σに価格が存在する確率を68.3%。
  • ±2σの間に価格が存在する確率95.5%

私はこれはあくまで正規分布のお話とお伝えいたしました。(見てない方は記事を最初から見てください。ほんとに凄い事をここでは教えているんです)

ようはハッキリ言ってFXには使えないってニュアンスで書きましたが、その例外もありましたよね

それは価格変動が少ない場面・一定の価格水準にいる時です。

↓エントリーする前にボリンジャーバンドのミッドバンドが横ばいになっている事を確認してください。※死ぬほど大事な事です。この手法の根幹部分。ここをおろそかにしたら全てが成り立たない手法。

ミッドバンド(赤)はこれは期間を20に設定していますが横ばいが続いていますよね。(少なくとも上下に強く波打っていない)

っという事はこのミッドバンドの横ばいを見るだけで今は平均価格の価格変動が少ない場面というのがわかります。

そこで高値と安値にラインを引く事で抵抗ラインを認識する。落ちたら上がる。上がったら落ちる状況です。

「いやいやいや、なんでそこだけ買うの?調子良くない?右側下抜いてるのちょっと見えてるよ!そこ買わないの可笑しいでしょ」

↓あなたはこの画像を見てこう思いました?

この記事を最初から読んでくださっていたらそうは思わないと私は信じていますが、右側の所は買いません!

3フェーズを思い出してください。

  1. 拡大(エクスパンション)
  2. 横ばい
  3. 縮小(スクイーズ)

スクイーズしたらエクスパンションしますし、エクスパンションしたら横ばいやスクイーズに入ります。

↓緑枠部分の事をなんて言うか覚えていらっしゃるでしょうか。そして紫枠部分は何と言うんでしょうか。

リアルタイムではもちろん紫ボックス部分は見えません。しかし緑ボックス部分のスクイーズはわかります。

スクイーズはトレンド準備段階を示唆しておりますから、上記画像を見たらそれまでもみ合い期で見られていたバンド幅と比べて一番狭まっているのはリアルタイム相場で見ていても一目瞭然ですよね。

よって安定したもみ合い期の終わりが近い事をこのスクイーズが教えてくれているんです。だから指ポイントでは買わないんです。

買いポイントは3つありましたが、そのどれもが買う時のボリンジャーバンドの幅は横ばいであり、スクイーズもエクスパンションもしていませんね。

↓別なスルーする例

白ライン到達時、その2本前の足からバンドはエクスパンションを若干ではありますが示唆しています。反対側のバンドを見るのがポイントです。(黄色○部分)

さらにミッドバンドも上下に上げ下げしている事から平均的な価格変動もまだ大きめというのがわかります。

ボリバン戦略に限ったお話ではないのですが、トレードをする時、事前に決めたトレードルールに反する懸念材料が二つもあればそれはスルーするのがオススメです。

極小スクイーズは損小利大トレードの大チャンス

これはちょうど今記事を書いている時の相場ですが、幅が凄く狭いスクイーズからのブレイクは大きく伸びる時もあります。

↓紫ボックスはスクイーズの中でも意識されている高値と安値で囲った物

反転の豆知識

これは知らなくても良いあくまで余談ですが、ボリンジャーバンドは反対側の2σをよく意識します。

例えばエクスパンションした後に横ばいになるかどうかというわずかな時も、反対の2σの向きが横向きや反転してくると

  1. 調整に入るorそのまま転換する
  2. 横ばいになってトレンドが安定していく

という二つのシナリオも想定する事が出来ます。そしてこれはいち早く流れの変化に気付けたりもします。

エクスパンションした後に反対側の2σの角度が変わった

エクスパンションのブレイク初動にもし乗れた時、確実に利確したい人なんかは反対の2σの向きが変わったら利確というのは再現性も高いのでおすすめです。

この反対の2σの向きが変わった時に逆張りするのはそれ単体では機能しませんのでお気を付け下さい。

(利確する根拠は新規で反対売買のポジションを持つ理由には決してならないという意味でもあります。)

上位足のバンドウォークを採用したトレンドフォロー手法

相場に勢いが出てくるとローソク足は2σに張り付いて上昇・下降してトレンドを形成する事が多いです。これをバンドウォークと言います。

ここではトレンドフォローをする時に使う環境認識方法・トレードルールの例をご紹介します。

↓紫部分がバンドウォーク

この特性を利用します。

例えばデイトレードをするのでしたら、日足や4時間足でバンドウォークを形成している時にその方向へ5分足~30分足でトレードをする戦略手法です。

●環境認識の概要

  • ボリンジャーバンド期間20
  • 表示する期間は2σと1.75σ(1σは使いません)
  • 日足や4時間足で一度2σを確定足でハッキリと突き抜けた事を確認(直近の高安も確定足で抜けているのを確認)
  • 以降、前足の終値が1.75σと2σの間にあり、尚且つひげ先で価格を日足なら最低10pips、4時間足なら最低5pipsは更新している事。
  • 次のローソク足が確定するまでの間その方向に合わせたトレードのみをする。

↓例として日足ですが、縦ラインの日に買いトレードのみを選択する手法です

上矢印:この足が確定した事で条件を満たしたという目印。次の足からトレード可能。

縦ライン:この足が確定するまで、下位足に落とし込んで買いのみを考える

縦ライン3本目の次の足:これは前の足が10pipsも価格更新出来ていないのでノートレード

●下位足に落とし込んでどういうトレードをするのか?

正直これは一般的なトレンドフォローの手法ならなんでも良いですが、ボリンジャーバンドだけで解説するならばここでいくつかの例をご紹介いたします。

↓例えば日足で買いの条件を満たした日の30分足チャート(紫ボックスの中が一日になっています)

1:スクイーズからのエクスパンションで買う

白ラインは直近の高値安値ですが、一度下に落ちてから上がってますね。下抜いたからと言って私達がここで売る事はしません。なぜなら日足で強い上昇局面だからです。買いだけを考えます。

ちなみにダマシを絡めたサインは通常よりも大きく動く時も多いです。

2:横ばいの安定上昇の中で1σもしくはミッドバンド近辺で買う

トレンド中のボリンジャーバンドの横ばいはトレンドが安定してきた事を示唆していると上記で説明しました。その時に1σやミッドバンド(MA)を目安にして買います。

オススメは1σです。理由はミッドバンドを確定足で突き抜けたら一時的にトレンド終了の可能性が高く、損切り目安にもなります。そして相場に勢いがある時はミッドバンドまでこないケースも多いからです。

損切りはミッドバンドを確定足で突き抜けたらというのがボリンジャーバンドを使う時のルールなのですが、日足以下だとダマシも多いですから直近の安値を少し下回ったら損切りというのが個人的にオススメです。

スクイーズとボージをバンドワイズで使いこなす

ボリンジャーバンドの幅が狭いとスクイーズ、大きく動いた後に現れるボージ。

この二つは共に転換・流れが変わるサインだというのは既に学びましたね。

ここではスクイーズとボージがより分かりやすくなるインジケーターをご紹介いたします。

海外では一般的に使われているのですが、それは「Bandwidth」(バンドワイズ)というインジケーターです。

下に表示されているのが「Bandwidth」(バンドワイズ)で、これは低い位置にいる時はスクイーズを表しており、高い位置にある時はボージを表しています。

バンドワイズの位置関係とボリンジャーバンドの状態を見ると自信を持って今がスクイーズなのかボージ圏内なのかが分かりますね。

Bandwidthダウンロードはこちらのサイト

↓ダウンロード方法

最初に会員登録をします。その後で「zipとしてダウンロード」から自分のmt4へインストールします。

ログイン後上記画面からダウンロードできない場合は画面右上に検索窓がありますから「Bollinger Bandwidth」で検索してダウンロード可能です。

スクイーズはバンドワイズの数値が0に近づくほど狭いスクイーズなので分かりやすいですが、バンドワイズはストキャスティクスと違って上限がありません。

よってリアルタイムでボージをピンポイントで見極めるのは難しいと言いますか無理なのですが、それまでのバンドワイズの流れから明らかに大きな山の形成に入った折り返し地点を見て「調整に入った・転換の可能性」という判断は可能です。

バンドワイズの形が大きな山の形成に入った・折り返してきそうになってきてからチャートは調整局面もしくは転換していますね。

●まとめ

いかがだったでしょうか。

ボリンジャーバンドって実は奥が深く、正しい使い方を知っているといないとでは大違いなのです。

この記事をご覧になったあなたは間違いなく成長していますから、例えばボリンジャーバンドの統計学を持ち出して「2σに収まっている確率95.5%」と自慢げに言ってトレンド中に逆張りしている人がいたら、「それ正規分布の話だよね」って教えてあげてください。

(ちなみに正規分布では3σ以内に価格がいる確率は97.7%です)

もしくは「エリオット波動論で5波が出来た時に3σにタッチしたら逆張りしてください!エリオットは5波で終わる可能性が高くボリンジャーバンドは3σ以内に収まる確率は97.7%なんです!」ってめちゃくちゃな事を言っている自称FX講師は結構います・・・

エリオットの波動論まで語ると長くなりますから割愛しますが、少なくとも価格変動が激しいトレンド中に置いてはボリンジャーバンドの統計学はまったく意味をなしていないというのはもうおわかりですよね。

少し話は脱線してしまいましたが、このように上位足から下位足までボリンジャーバンド一つで大まかな相場の流れや現在の状況の把握が可能なんです。

以上、【極意】ボリンジャーバンドの使い方と最強手法|FX初心者でもマスター出来るでした。

↓記事中盤で出て来たクラスター・反転サインについて学びたい方にとてもおすすめの記事(この記事以上にあなたのレベルは間違いなく上がりますよ)

FX|重要なプライスアクションの反転サイン・チャートフォーメーション一覧