トリプル率を上げる狙い方|元ダーツバー店員が教える練習のコツとは

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ダーツをする上で重要な存在である、トリプル

01でのアレンジやクリケットでは、戦う武器だったりもしますよね。

ですが、初心者さん~中級者さん位までのダーツプレイヤーはトリプルの狙い方が分からず、苦手だよって人が非常に多いですよね。実際、ダーツで「勝つ」という事は、一定の場所だけではなく、常に変化するターゲットに的中させる事が出来るか。にかかっています。

なので、この記事ではトリプル率を上げる、ひいては狙ったターゲットへの的中率を上げる為の考え方や練習方法のコツなどをご紹介していこうと思います

ダーツでトリプルの狙い方

まず、トリプルが苦手という人は自分がどうやってBULL以外のターゲットを狙っているのか、分かる人はいるでしょうか?

大体の場合、ターゲットに目線を合わせる・肘を合わせる・ダーツ(を持っている手)を合わせるなどが狙い方だと思っている人が多いと思います。

それは、間違いでは無いんですが、一つ足りないんですね。

基本的に初心者さん~中級者さんが上の狙い方をしてしまうと、普段のフォームとは別のフォームが出来上がってしまいます。

簡単に言うと

  • 肘の角度が違う
  • グリップしたダーツの角度が変わってしまう
  • テイクバックの方向がズレてしまう

普段BULL(ブル)に何千・何万と投げ込んで作ったスタイルが崩れています。

これじゃあ一生懸命投げても、トリプルには刺さってくれないのは当然ですよね?

じゃあどうするの?

簡単です。これに生まれ変わってください

戦車です。いや、ふざけてないですよ。

この戦車を自分の体と重ねて見て下さい。

  • 砲頭が上半身
  • 車体が下半身
  • 砲身が肩から先の腕

こう考えたら何となくわかりますよね。そして、これこそが「狙い方」です

トリプルに入らないという人は、大抵「砲身」ですべてを吸収しようとしています。要は普段と違うターゲットを狙う際に、肩から先の腕だけで狙いをつけようとしてしまっているんですね。

戦車になる事が狙い方だと言いましたが、戦車が砲撃するイメージで狙ってみましょう。

  • 上下の狙い分けは砲身(方から先の腕)
  • 左右の狙い分けは砲頭(上半身)

で行います。

狙い方は↓

  • まずは、BULLを狙い普段通りのフォームで固定。
  • そこから上半身を使って、狙うターゲットに左右を合わせる。
  • 最後に肩を支点として上下を合わせる。
  • 後は普段通りに投げるだけ。

大事なのは、上下、左右の動きを体のどの部位に担当させるのかを理解してフォームを作る事ですね。

上の説明が絶対で、ただ一つの答えという訳ではありません。ですが、理解しやすく実践するのもムズかしくない方法なので、試してみる価値は十分にあると思います。

トリプル率を上げる効果的な練習方法のコツ

トリプル率を上げると言ってもソフトダーツってそれだけで勝てる程、甘くはありませんよね。

大きく言って基本となるBULL(ブル)・トリプルの他にもシングル・ダブルが必要な場面も数多く存在します。なので、トリプル率を上げるという考え方をするよりは、狙った場所に入れられるという自信をつける練習をするのが実は近道だったりするんですよね。

人間ですから、自信を持って投げている時と、不安を感じて投げている時では成績にバラつきが出るのは当たり前です。

その不安を最小に抑え、自信を持つには日々の練習が重要で欠かせないものになってきますよね。

その練習ですが、よく言われているクリケットの練習を知っていますか?

20・19・18・17・16・15・BULLまでを使った投げ分けの練習で、実際に採用している人も多いポピュラーな練習法です。

内容は20にから始めて「シングルに3本入るまで同じナンバーを繰り返す」というものです。

20にシングル3本入れたら、19と~繰り返し投げ込みクリケットナンバーに慣れていくという練習ですね。

ちなみに、自分のレベルに合わせて、5マーク以上したら次のナンバー。と難易度も調整出来るのが嬉しい所です。

ですが、この練習法をした後、全くBULLに入らなくなったという経験がある人、いますよね?

そういう人は上で紹介した投げ方・狙い方がしっかり作られていない人だと思います。BULLとそれ以外のターゲットの狙い方がバラバラな為に、どちらかに合い出すと、どちらかがズレるという現象が起こっています。

なので、ここで紹介するのは上で説明した練習方法にプラスワンするものです。

20~15を狙ってダーツを投げるのはそのまま、正しナンバーの変わり目、20から19に移る際に1ラウンドBULLをはさみます。

20→BULL→19→BULL・・・という感じですね。

もちろん練習中は、最初にBULLを狙う→上半身で左右を合わせ→肩から肘で上下を合わせるという狙い方をします。

この練習の狙いは、頭と体に強制的にダーツを覚えさせる事です。これを繰り返しする事でダーツボードのどこを狙っても普段通りの狙い方・投げ方を実践できるようになっていきますよ。

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トリプルの狙い方 まとめ

この記事では、トリプルの狙い方の考え方や練習法をご紹介してきました。

  1. 腕だけでターゲットを狙うのでは無く、左右の狙いは上半身・上下の狙いは肩から肘。
  2. ダーツが狙い通りに飛ぶのが目標では無く、同じ動きを再現した上で狙い通りに飛ぶのが目標。

と説明してきましたが、基本的に難しく考えるのはNGです

ダーツは難しく考えれば考える程、答えから遠ざかってしまう競技です。そう考えると「肩の力を抜いて、ダーツを楽しむ」事こそが、上達のコツなのかもしれませんね^^

ダーツバーに好みの女の子がいたらどうしますか?

声をかけたいけど断られたら恥ずかしいしなぁ。なんて考えている人もいますよね。だけど、安心してください。

あなたがダーツが上手な人なら、向こうから声をかけてくるものです。

そうなった時にダーツ以上の事に誘えるかは、あなた次第ですけどね^^

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記事監修者
名前:斎藤はじめ

ダーツ歴10年。最高レーティング(rt)16。最高カウントアップ1200点パーフェクト達成者。クリケットよりもひたすら1501をプレイし続けたい性格。
ダーツを初めて2ケ月足らずでAフライトに到達。「センス良いですね」と言われるが、当時は1日8時間練習をしていたからセンスとか関係ないです。

ダーツ上手くなりたいって人は沢山いるが、センスが無くても練習量だけで上手くなれます。必要なのは熱意。ダーツで上達したいならとにかく毎日投げ続けるのが最短で上達する秘訣です。

ダーツバーでの勤務経験は4年ほどあり、そこでプロとして勤務し、100人以上のダーツプレイヤーを輩出。所持しているバレルの数は500を超えるバレルマニアでもある。ダーツプロに沢山友人はいるが、自分は教える方が得意。