チャットレディの給料手渡しだから確定申告しなくても良いよね

チャットレディの給料を手渡しで貰っている場合、確定申告は必要なの？

手渡しだから確定申告をしなくてもバレないよね？

一瞬でもそう考えてしまう事ってありますよね。

ここでは手渡しで報酬を受け取り、確定申告をしなかったらバレるのか？や、どうしてバレるのか？について詳しく解説していきます。

確定申告とは

確定申告とは、所得税や住民税などの税金を自ら申告し、納税する手続きのことです。

一般的に、所得税の確定申告は年次に行われます。具体的な手続きは国や地域によって異なりますが、一般的な流れを以下に示します。

収入や経費の集計

確定申告を行うためには、まず自身の収入と経費を集計します。

これには、給与や副業の収入、事業所得、不動産所得、株式の売買など、様々な収入源が含まれます。

また、経費としては、仕事に関する交通費や通信費、必要なツールや資材の費用などが該当します。

必要な書類の準備

収入や経費を証明するための書類や資料を集めます。

これには、給与明細、領収書、請求書、銀行取引明細などが含まれます。

また、特定の所得に関連する書類（例：株式の売買履歴など）も必要に応じて準備します。

確定申告書の作成

収入や経費の情報をもとに、所得税や住民税の申告書を作成します。

一般的には納税期限までに電子申告や紙の申告書を提出することが求められます。

納税

確定申告書に基づいて計算された税金額を納税します。納税方法には、銀行振込やクレジットカードでの支払いなどがあります。また、税金を分割納付することも可能です。

確定申告は自己申告制度であり、正確な情報を提供し、適切な税金を納めることが求められます。

給料手渡しだから確定申告しなくてもバレないよね

チャットレディの報酬は手渡しだから確定申告しなくてもバレないよね。そう一瞬でも考えてしまう事ってありますよね。

しかし基本的に手渡しだろうと、専用の口座を作ろうと、多額の報酬を得ている人はほぼ間違いなくバレます。

手渡しなのにどうしてバレるのか？

支払元から調査が入る

チャットレディのサイトを運営している会社は法人会社ですし、売り上げも金額が大きいのが一般的です。

基本的に会社の中でのお金の流れというのは全て確定申告時に記載しますが、そこからのお金の流れを国に把握されています。

会社がどこの誰にお金をいくら払ったのか？全て正確に記載されています。

チャットレディで手渡しがＯＫの所は、必ず身元確認・身分証明書の提出が必要です。

なので報酬を手渡しで受け取っていようと、誰がいくら報酬を得たのかは全てバレています。

税務調査は、定期的に手渡しで報酬を受け取っている人達も、きちんと確定申告をしているのかをチェックしています。

よって100%に近い確率でバレますので、無申告は諦めてください。

2~3年無申告だけど未だにバレていない

みんな本当に確定申告して税金を払ってるの？なんて気になったりしますよね。

たまに数年確定申告をしていないけどバレていないって人をみかけますが、それは大きな勘違いです。

まず前提としてあるのが、税金というのは未納が発覚したら5年までさかのぼって国が個人に対して請求する事が出来ます。

さらに完全な無申告・脱税が発覚した場合は最長7年までさかのぼって税金を納めなくてはいけません。

次に国税で働いていた人から聞いた話ですが、基本的に確定申告をしていないチャットレディを発見したら、大体が4~5年は放置して泳がせるそうです。

どうして放置して泳がせるのかと言いますと、国税の人も一回の調査で最大限の税金を徴収したいと考えているからです。

間違いなく5年まではさかのぼって請求が出来る為、無申告者を発見したら4~5年後に税務調査にはいり、そこで一気に税金を請求するのが結構当たり前なんだそうです。

これは手渡しの所が未だに多い飲み屋の仕事なんかもそうで、給料を手渡しで貰っている人たちは「数年無申告だけど未だに大丈夫」なんて言っている人もいますが、全然大丈夫ではありません。

単純に泳がされているだけです。

そんなに甘くはないのです。

手渡しだけど金額はそこまで大きく無いから大丈夫だよね

税務調査って沢山稼いでいる人の所に行くんでしょ？なんて勝手な想像をしている人も一部います。

国税も多くの税金を徴収したいですからね。

しかし無申告だけではなく、稼いでいる金額は関係なく無差別調査というのも取り入れられているそうです。

実は見抜けていなかった脱税なども発覚する事から、無差別に選んで税務調査をする事がよくあるそうです。

なので「月に10万円～20万円くらいしか稼いでいないし、手渡しだから大丈夫だよね」って思い込んでいる人は本当に危ないです。

確定申告はいくらから？

年間の売り上げから経費を引いた額が48万円を超えてからは、確定申告をして納税をする義務があります。

逆に言えば年間利益が48万円に届いていない場合はチャットレディでの報酬は全額あなたの物であり、確定申告をする必要がありません。

そして経費ですが、チャットレディならスマホやパソコン代・インターネットの通信代や電気代などそれぞれ1割～5割を経費にする事が出来るのが一般的です。

税金は自分で未納分をさかのぼって自発的に収める事が出来ます。（去年無申告だった分を納めるという事が出来ます。）

詳しいやり方などは近所の税理士事務所に電話して相談にのってもらうと良いでしょう。

意外とそういう人が多いので、引け目を感じずいってください。別に怒られたりしませんから。むしろリアルに言えば「偉いですね」って言われる位ですよ。

確定申告のやり方

チャットレディの収入についての確定申告は、原則として個人事業主として行う必要があります。

収入が一定の金額を超える場合や、本業以外の収入がある場合は、確定申告が必要となります。

手渡しで収入を受け取る場合でも、確定申告は必要です。

手渡しの場合でも、収入は正当な収入として認識され、税金の対象となります。したがって、収入の一部または全額を確定申告しなければなりません。

確定申告を行う際には、下記の手順や注意点に留意する必要があります。

収入の記録

収入の明細や収入を記録するための帳簿を作成しましょう。収入の日付、金額、受け取った相手の情報などを正確に記録しておくことが重要です。

経費の計上

チャットレディとしての仕事にかかる経費は、確定申告において控除の対象となります。

経費の領収書や明細を保管し、適切に計上することで、経費控除を受けることができます。

確定申告書の作成

確定申告書を作成し、収入や経費の詳細を記入します。申告書の作成方法や提出期限は、所在地の税務署や税務関連の情報に基づいて確認してください。

専門家への相談

確定申告に関する具体的な事項や税務に関する疑問は、税務署や税理士、会計士などの専門家に相談することをおすすめします。

彼らは適切なアドバイスや手続きを提供してくれます。

注意点として、収入の一部または全額を確定申告せずに税務署に漏れることは違法です。

適切な申告と納税を行い、税法を順守することが重要です。自身の状況に合わせて、適切な確定申告手続きを行うようにしましょう。

最後に

チャットレディは個人事業主として報酬を得ます。

雇用保険などは存在せず、自分で健康保険や国民年金に加入しなくてはいけません。

「税金納めなくちゃ・・」なんて暗い気持ちにならず、自分は自営業者、社長なんだという自覚と納税意識を持つと、仕事へのモチベーション向上につながります。

胸を張れます。

何気なく歩いている普段の道路も、自分で納税すると「あぁ、こういう所にも税金が使われているんだな。良い国作ってくれよ」なんて思ったりもします。

物事は考え方次第でいくらでも変わりますから、ポジティブに行きましょう。

納税して堂々と沢山稼げばいいんです。

以上、チャットレディの手渡しと確定申告についての記事でした。