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ダーツのゲームの中でも、戦略性が高いクリケット。
ここではクリケットで勝つためのコツや戦略・攻め方などについてお話していこうと思います^^
- 「クリケット全然勝てないよ」
- 「クリケットの戦略がわからないよ」
- 「上達して熱いクリケットがしたいよ」
って方に向けてしっかりとご紹介していきます。
初心者~中級者がハマりやすいクリケットの罠なんかのお話もしていくのでご覧ください。
クリケットのコツと戦略・攻め方は?
ダーツの中でもクリケットって相当頭を使うし難しいですよね?
特に初心者さんや中級者さん位の方は自分で戦略を考える事を放棄してセオリー通りにしかクリケットをしていない方が多いように感じます。
もちろんセオリーは大事ですが、自分の頭で考えてプレイする事でいろいろな事が見えてきてクリケットが今よりもっと楽しくなりますよ!
※セオリーとは「確立された方法」という意味です。
ここでは、クリケットで勝つためのコツや戦略を3つ紹介していきますね^^
これを参考に自分のクリケットを作っていきましょう!
その1 スタッツを気にしすぎない!
私はダーツバーでのスタッフ経験があるのですが、初心者~中級者のお客さんにすごく多かったのがこれです!
「スタッツを気にしすぎて戦略的に攻める事が出来なくなっている。」
大げさな言い方ですが、その通りなんですね
。
例を見てみましょう↓
せっかく有利にクローズ(相手の陣地を潰す)に行ける状況にもかかわらず
「すでに2マークしているからとりあえずプッシュ(自分の陣地で得点)しとこう。」
※相手の陣地は3マークで閉じる事ができるのですが、↑の様に2マークした状態からだとたとえトリプルに入れて3マークすることが出来ても1マーク分しか成績に反映されません。
スタッツ(成績)を気にしすぎて本来の目的(試合に勝つ事)を忘れているという例です。
この考えは非常に危険です。
↓例の続き相手ラウンド
次のラウンド、陣地を失わなかった相手はラッキーと言わんばかりに得点を重ねます。
最悪な状況だと得点も超されて自分の陣地もクローズされてしまう可能性まで見えていますね。
↑こうなってから後悔しても遅すぎるんですね。
たった1回スタッツを気にして甘い戦略をとったばかりにそのまま負けてしまうなんて普通にあるんです!
どんな状況でもしっかり引き締めて「勝つため」の戦略をとりましょう。
ですので1つ目のコツは「スタッツを気にしすぎない」ですね。
その2 高いナンバーだけが武器じゃない!
クリケットは当然、より高いナンバーを保有した方が有利なゲームです。
ですが、そのセオリーが絶対とは限らないんですね。戦略やコツとしてですが、要は入らない20よりガンガン入る19!みたいな事です^^
もちろんクリケットにおいて20というナンバーは大変重要なものですが、その日の調子によって
「どうしてもトリプルに入らないよ」って日も必ず訪れます。
ですから、そういう日は頭を柔軟に19で戦おうとか得意ナンバーである17を使おうとか・・・
セオリー通りに高いナンバーにこだわるのではなく、勝つために攻めた戦略に変えましょうという事ですね。
入らないならトリプルを狙う必要はありません。
シングル3本でいいんです。
後は得意ナンバーで戦ってやりましょう!(最初から20を諦めろと言う訳では無く、時には得点の低い得意ナンバーで戦う事も必要という事です。)
2つ目のコツは「高いナンバーにこだわりすぎない!」です。
※高いナンバーはそれだけで有利ですが、自分の調子と相談して捨てる勇気も時には大切です。
その3 予想外の戦略
普段クリケットで対戦しているとき、単調な試合になりがちじゃないですか?
高いナンバーで得点、相手のナンバーをクローズ・・・
序盤でついた点数差のままズルズル試合が進んでいき、そのまま終わる。まるで決まった作業をするかのようにセオリーのまま試合を消化しているような感覚です。
そんなクリケットをしていたら当然、実力差通りの結果しか出ないんです。
相手が格上ならなおさら勝つことは難しいでしょう。もちろんセオリー通りに試合をして勝てれば何の問題も無いのですが、そういう訳にはいかないのがダーツですよね。
時には相手が予想もしなかった展開に持っていく事で勝利の確立がグッと上がる時だってあるんです!
- 得点が負けている場合はプッシュ安定
- 得点が勝っていたらクローズ安定
- 迷ったらプッシュ安定
↑よく言われる・普通に実践していますよね?
当然これらは理にかなっていてそれこそ「安定」した戦略なので間違いではありません。
ですが、時には得点が負けているのにクローズから!などといった相手の予想外の動きにチャレンジするのが有効な場面もあるんですね。
あなたより格上の相手であっても所詮は同じ「人間」です。あなたの予想外の動きに動揺してミスをしてくれる事だってあるんです!
実力差が出やすいクリケットですから、あくまで勝ちにこだわるなら格上相手に賭けに出るというのも1つの戦略なんですね^^
ですので3つ目のコツは「予想外の戦略も時には必要」ですね!
クリケット3つのコツ・戦略まとめ
ここまででご紹介したクリケットの3つのコツと戦略をまとめてみましょう。
- スタッツを気にしすぎない
- 高いナンバーにこだわりすぎない
- 予想外の戦略も時には必要
この3つでしたね。
基本的には「勝つ事」を意識して、それぞれの状況で「自分で考えて」行動を決めるのが大事です。
その経験の1つ1つがあなたの実力になっていきます。
上で紹介してきた戦略やコツだけでなく自分で考えた戦略もどんどん試して上達していきましょう!
クリケットで注意したいオーバーキル
ここで1つクリケットをプレイする際に気を付けたいマナーについて少しご紹介させてください^^
クリケットのルールには「オーバーキル」というものがあります。
オーバーキルとは、得点差が200以上つくと加点されなくなるというルールです。
こうなってしまってから自分の陣地で加点しようとしても何のメリットもありません。
それどころか相手プレイヤーから煽り(あおり)行為と受けとられる可能性があります。
戦略的にメリットが無く、マナー的にも褒められた行為ではないので注意しましょう!
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初心者~クリケットの罠を回避するコツ
次は初心者~中級者がしてしまいがちなミス等についてお話していきますね。
クリケットをプレイする際に覚えておいて損は無い内容なので参考にしてください^^
先輩プレイヤーの助言は絶対ではない!
まず1つ目です。
他のダーツプレイヤーに助言を受ける事って初心者~中級者はよくある事なんですよね。
自分が成長するための知識を先輩プレイヤーが教えてくれる、大変ありがたい事なのですが1つ注意が必要なんですね。
もちろん先輩プレイヤーはあなたの事を思って助言・アドバイスをくれている訳ですが、その中にはあなた自身には当てはまらない内容のアドバイスがある場合があるんです。
(アドバイスをくれた方には最良でもあなたにも最良とは限らないんです。)
その事を踏まえてクリケットで見てみましょう。基本的には先輩プレイヤーはあなたの成長の為にセオリー通りのアドバイスをしてくれる事が多いんですね。
ですが、クリケットというゲームはセオリー通りが時には不正解になってしまう場合があります。
(調子が悪く入らない20トリプルを永遠狙い続けて負けてしまう等)
クリケットでは高いナンバーを使って戦うのが一般的ですが、入らなかったらお話にならないんです。
ですから、セオリー通りのプレイングが必ずしも正解とは限りません。
※入れれる気がしない高いナンバーを狙うより自分の得意なナンバーで勝負した方がいい結果になる場合も多いんですね。
先輩プレイヤーは自分の過去の経験から
- こういう場合はプッシュ(自分の陣地で得点する)した方がいいよ
- 今のクローズ(相手の陣地を潰す)は無いね
などなど、いろいろなアドバイスをくれます。
初心者さんや中級者さんはこれらを真剣に受け止め、実践しようとするでしょう。
ですが、1つ1つ言う通りにしていてはキリが無いどころか自分のスタイルそのものが壊れる可能性もあるんです。
アドバイスを頂くのは大変ありがたいのですが、あなた自身が考え取捨選択する事が重要なんですね^^
※取捨選択・・・必要なものを残し、不要なものを捨てる。
トリプルじゃなきゃダメって誰が決めた?
次はクリケットでトリプルを狙う・シングルに切り替えるという事を少しお話します。
これも初心者~中級者の方が思い込んでしまっているというか、スタッツを気にしてそうしてしまってる場合が多いですね。
トリプルに入れなければいけない(と決めつけてしまっている)
確かにクリケットにおいてトリプルというのは絶大な破壊力を持っていますよね。
ですが、そればかりに気をとられているとトリプルどころかシングルすらまともに拾えなくなってしまう事があるんです。
シングルでいい場面でトリプルを狙い続けて結局1本も入らないって状況ありますよね?
これではとてもじゃないけど勝負になりませんよね。
トリプルを狙い続けるプレッシャーはあなたの体を緊張させ硬くしてしまう可能性があります。(結果いつもの投げ方をする事が出来ずに外れ続ける悪循環に・・・)
っと考えるとシングル3本でいいんだという心の余裕もダーツ上達のコツなんですね^^
もちろんトリプルを狙っていくのは大事な事ですが、その日の自分の調子と相談して最低でもシングル3本は自信を持って投げれるよって位まで練習しておくのも大事な事です。
トリプルに入らないならシングル3本でいいんです!
トリプルは大事ですが、まず面積の広いシングルに3本入れる実力をつけましょう!
クリケット上達の練習方法のコツ
クリケットって頭も使うし難しいと思っている方もいるんじゃないでしょうか。
私がダーツバーのスタッフをしていた頃、そういうお客さんは多かったんですね。
ですのでここではクリケット上達の為の練習方法のコツや注意するべき事をご紹介していきたいと思います^^
クリケット上達の為の考え方
まずは上達の為の「考え方」です。
投げる練習より先に「考え方」を持っておいた方が練習効率があがるんですね。
実際これが出来ていない方が多いです。
自分の実力を理解しないで、トリプルに入らないとダメと思い込んでしまっている。
まずこれ↑を辞めましょう!
実力的に狙えないトリプルを狙う事でプレッシャーが強くなったり、入らない事でイライラする。
これが上達を妨げる原因の1つです!
そしてこのような方はシングルに3本入れるのも難しい実力の方が多いんですね。
シングル3本入れれないのにトリプルを狙えるでしょうか?
※入れれないのが悪いのでは無く、自分の実力に合った練習法をするために「自分を知ろう」という事です。
クリケットの練習方法のコツ
ここで紹介するクリケットの練習方法は私が初心者の頃に教えてもらって実際に行っていた練習方法です。
この練習方法を取り入れている方は多く、信頼できる方法なので覚えておいて損は無いです^^
まずいつも通りにウォーミングアップをしてみましょう。体があったまってきたら練習開始です。
(この時にトリプルを狙うという考えは捨てましょう。)
まずクリケットナンバーで1番点数が低い15を狙ってみます。シングルエリアに3本入れて下さい。
どうでしょう。
簡単に3本入れる事が出来ましたか?
シングルに3本入れるってバカにしていたけど結構ムズかしい!
と、思いませんでしたか?
実はシングルに3本入れるのは結構ムズかしいんです。
スタッツで見ると毎回シングルに3本入ればAフライトの実力なんだから当たり前です。
↑の表で見ると毎ラウンドシングル3本(3.00)だとレーティング10のAフライトですね。
Aフライトと言えば上級者と呼べる実力ですよね?
ですのでシングル3本は決して恥ずかしい事では無いとここで覚えて置いて下さいね!
さて、練習に戻りましょう。
先ほど15のシングルにダーツを3本入れる事が出来たら次の段階です!
次は16のシングルに3本入れて下さい!
これをクリケットナンバーすべてでやってみましょう。
17↓
18↓
19↓
20↓
お疲れ様でした^^
結構、ムズかしかった(時間がかかった)と思います。
ですがこの練習方法を繰り返し行う事で間違いなくあなたのダーツの腕前は進化していきます!
- グルーピングが目に見えて良くなってきます
- クリケットが安定して戦える実力がついてきます
- BULL(ブル)以外のターゲットも投げ方が崩れません
- どこを狙ってもプレッシャーを感じ難くなります
※グルーピングとは狙った場所にダーツが集まる事を言い、上級者は片手でダーツを抜けるほど集まります。
最初は無理する必要はありません。
15~20を1週シングル3本入れる事が出来たら終了でいいでしょう。
ですが、慣れてきたら15~20をノーミスで1週、2週と自分なりのルールを作って練習するのもおすすめです。
1回2回やっただけでは結果は出ません、継続して練習する事で確実にレベルアップが出来るんですね^^
クリケットの得意ナンバー?
次はクリケットナンバーの練習方と考え方についてのお話です。
みなさんはクリケットナンバーに「苦手」だな・・・と、感じるナンバーはあるでしょうか?
私は初心者の頃18がすごく苦手でした。
18に投げなければいけないとスローラインに立つだけで体が硬くなっていたのを覚えています^^:
もちろんこんな状態ではいつもの投げ方すらできずに終わってしまうんですね。「自分は18が苦手だから入らない」と最初から決めつけてしまっていたんですね。
ですが、他のナンバーに入れられるなら18にだって入らない訳がないんです。
私は必死に練習しました。
苦手と思っているナンバーは実は経験が足りないだけなんです。
上でご紹介した練習方法でも同じ事が言えますが、何回も何回も投げていると自然とそこに投げる事に慣れてきます。
苦手ナンバーと思っていても、数を投げれば「いつも投げているナンバー」になります。
さらに自信がついてくると「得意ナンバー」になっちゃうんですね!
もちろんクリケットはより高いナンバーを狙って行くゲームです。
ですが、「得意ナンバー」があると1つお守りを持っているような感じで心に余裕が持てるのでリラックスして試合を運ぶ事だって出来てしまうんです^^
ダーツは苦手を苦手のままにしておかないのが重要だと覚えておきましょう。
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記事監修者
名前:斎藤はじめ
ダーツ歴10年。最高レーティング(rt)16。最高カウントアップ1200点パーフェクト達成者。クリケットよりもひたすら1501をプレイし続けたい性格。
ダーツを初めて2ケ月足らずでAフライトに到達。「センス良いですね」と言われるが、当時は1日8時間練習をしていたからセンスとか関係ないです。
ダーツ上手くなりたいって人は沢山いるが、センスが無くても練習量だけで上手くなれます。必要なのは熱意。ダーツで上達したいならとにかく毎日投げ続けるのが最短で上達する秘訣です。
ダーツバーでの勤務経験は4年ほどあり、そこでプロとして勤務し、100人以上のダーツプレイヤーを輩出。所持しているバレルの数は500を超えるバレルマニアでもある。ダーツプロに沢山友人はいるが、自分は教える方が得意。