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ここではダーツ初心者に向けて、覚えておきたい基本的なルールを丁寧に教えていきますよ!
そして絶対やってはいけない痛い行動なんかも合わせて覚えておきましょう^^
もちろんダーツのルールも大事ですが、それ以上にマナーを守って楽しくプレイするのが超重要なんです!
せっかくダーツが上手くなっても店に行った途端・・・「うわっ!またあの人来たよ^^:」なんて思われていたら・・・?
すごく嫌ですよね?そうならない為にも正しいルールとマナーは超重要と覚えておきましょう!
ダーツの基本的なゲームとルール
まずダーツと言っても競技性の高いゲームから大勢でわいわいエンジョイするパーティー要素のあるものまで沢山のゲームが用意されています。
ダーツを始めたばかりの初心者さんはどのゲームを選んだらいいかわからないって方も多いんですよね。
ですからここでは
- ダーツを始める際の基礎知識
- 1人で練習や腕試し感覚でプレイされているゲーム
- ダーツで対戦する際にプレイされるポピュラーなゲーム
- 大勢でワイワイ楽しめるゲーム
↑のルールなどを紹介していきます^^
ダーツボードの見方・点数と種類
基本としてダーツボード(点数)の見方と種類を確認しましょう!
まずダーツボードの外周に書かれているのが「点数」です。
AはBULL(ブル)といいます。ダーツボードの真ん中で最も多く狙っていく事になる場所です。
ブル外周の赤い部分を「アウターブル」といい、中心の黒い部分を「インナーブル」といいます。基本はどちらも50点と覚えて大丈夫ですが、「アウターブル方式」は25点とされるゲームもあります。
Bはシングルと言います。
ダーツボード外周に書かれている数字がそのまま点数になるエリアです。画像では20のシングルを囲んでいるので、そのまま20点が得点です。
Cはダブルと言います。
ダーツボード外周に書かれている数字を2倍にした数が点数になるエリアです。上記画像は3のダブルを囲んでいるので、ここでは6点になりますね。
Dはトリプルと言います。
ダーツボード外周に書かれている数字を3倍にした数が点数になるエリアです。上記画像では3のトリプルを囲んでいます。得点は9点という事になりますね。
このようにいろいろな種類のエリアがあります。
基本はこのダーツボードにダーツを3本投げ終わったら、1ラウンドが終了となります。
カウントアップのルール
カウントアップは初心者の練習から上級者の腕試しなど多くのダーツプレイヤーがプレイしています。
またウォーミングアップにも使われるゲームだったりするので、どんどんチャレンジしましょう。
「基本はダーツを3本投げて1ラウンドでしたね。」
カウントアップはこれを8ラウンド繰り返し得点を重ねていくゲームです。昨日の自分より高得点を目指していきましょう。
ですが初心者のうちは得点だけにこだわらず、徐々にダーツに慣れていくという意識で投げましょう。
「得点が低いと恥ずかしい」なんて思う必要は全くありません^^
01(ゼロワン)のルール
他のダーツプレイヤーと対戦する際にプレイされる事の多い「01(ゼロワン)ゲーム」のルールです!
01(ゼロワン)は
- 301
- 501
- 701
- 901
- 1101
- 1501
↑の様にあらかじめ決められた点数があります。
この持ち点を減らしていき、最終的にはピッタリ「0」にする事を目的としたゲームです。(20のシングルにダーツが入れば20、ブルに入れば50と上で紹介した得点分マイナスされていきます。)
持ち点「0」を超えて減らしてしまうと・・・↓
持ち点が残り20の状態でブルに入ってしまう。
持ち点は20なのでブルの50点ではピッタリ「0」にすることが出来ませんね。
これを「バースト」と言って、このラウンド1投目だったとしても強制的にラウンドは終了します。
次のラウンドに持ち点20から再チャレンジという事になってしまうんですね。
↑の例の場合、20のシングルか10のダブルでしかあがる事が出来ないんです。慣れてきたら自分の残したい数に調整する「アレンジ」も意識するとGOOD!
対戦の場合、先攻後攻を決めたら1ラウンドづつ交互に投げていきます。
先に持ち点を「0」にした方が勝ちなので、先行有利なゲームですね。
初心者のうちやダーツに慣れるまでは「301」や「501」をプレイするのがいいでしょう。(お店によって設定されているラウンド数は違うのですが、大体10ラウンド前後の場合が多いです)
01(ゼロワン)のダブルアウト
次は01(ゼロワン)を最後にあがる時のルールにある
- シングルアウト
- ダブルアウト
- マスターアウト
についてお話しますね。(急に横文字が並びましたが覚えてしまえば簡単です)
●シングルアウトとは
最も面積が広いシングルエリアに入れてちょうど0にし、それで上がれる事を言います。
●ダブルアウトとは
01(ゼロワン)ゲームで持ち点をピッタリ「0」にする際に「ダブル」のエリアに入れてあがらなければならない、というルールです。
例 持ち点32をあがるには「16のダブル」にダーツを入れる必要があります。
●マスターアウトとは
「ダブル」「トリプル」「ブル」でしかあがれない事を「マスターアウト」と言います。
一般的に広く採用されているダブルアウトのルールについては「絶対か?」と言われるとそういう訳でも無いんです。
基本的にダーツマシンは、「0」にすればシングルでもあがれちゃうんですね。(もちろん大会などで正式にルールとして設定されている場合は無理ですが。)
ですが、ここは自分の成長のためと思って「ダブルアウト」を狙ってみませんか?^^
ダブルアウトの注意点
ダーツプレイヤーの中には極めて稀にシングルアウトを良く思っていない方がいます^^:
そのためにも基本はダブルアウト・マスターアウトを狙っていく事をおすすめします。
もしシングル(シングルアウト)であがってしまっても「あっ!すいませ~ん!テヘッ」くらいのノリで大丈夫ですけどね 笑
501を最短であがれ!?
基本的には01(ゼロワン)ではブル(真ん中)を狙うのが主流です。
上記で初心者の方は「301」や「501」でダーツに慣れる事をおすすめしましたが、超上級者になると
「501」をダーツ9投、3ラウンドであがってしまう猛者もいるんです!
1ラウンド目 20のトリプルに3本 180点
2ラウンド目 20のトリプルに3本 180点 計360点
3ラウンド目 20のトリプルに2本 7のトリプルに1本 120+21点=141点 計501点 これが最短です。
ですがダーツ初心者さんはいきなりこんなプレイを目指す必要はありません。最初はダーツに慣れていくことが大事です。
常に楽しくプレイできるように心掛けましょう^^
クリケットのルール
次はクリケットのルールを紹介していきましょう。
他のダーツプレイヤーとの対戦に使われる事が多く、01(ゼロワン)と合わせてプレイされるのがほとんどで、ダーツボードのBULL(ブル)・20・19・18・17・16・15のみを使用します。
簡単に言うと「自分の陣地を広げ相手の陣地を潰す」イメージのゲームですね。
1.最初はどの陣地もフリー(誰の陣地でも無い)なので、どこかの数字を自分の陣地に。
「フリーの数字は3マーク」で自分の陣地として「オープン」する事が出来ます。
そしてオープンした後で同じ点数に追加でダーツを刺す事で始めて加点されていきます。
マークとは
ダーツがシングルに刺さると1マーク、ダブルに刺さると2マーク、トリプルなら3マークです。ダブルに1本、シングルに2本だと4マークという事ですね。
クリケットでは「アウターブル」が1マークで25点・「インナーブル」は2マークで50点となります。(おさらい:アウターブルはブルの外周赤色部分。インナーブルはブルの中心の黒い部分。覚えていましたか!?笑)
※基本的には20・19・18・・・と点数の多い陣地を取った方が有利に試合を進める事が出来ます。
2.自分の陣地として「オープン」すると得点できる状態になります。
20に3マークして自分の陣地として「オープン」出来た場合
- シングルだと20点
- ダブルだと40点
- トリプルだと60点
が獲得できます。
↓対戦の場合、相手が自分の陣地に3マークすると「クローズ」された状態になり得点出来なくなります。
3.自分の陣地で得点を重ねる、相手の陣地を「クローズ」する。
基本的には自分が「オープン」した陣地で相手の得点を上回るように得点します。
ただ単に得点を重ねるだけでなく、相手の陣地を「クローズ」して相手が得点できない状態にするのも忘れてはいけません。
※点差が200点以上で加点できなくなる「オーバーキル」という状態になります。
この状態になったら素直に別の数字の「オープン」や相手の陣地を「クローズ」しましょう。
「オーバーキル」状態で自分の陣地に投げ続けるのはメリットが無いだけでなくマナー的にも最悪なので注意しましょう。
4.試合終了
すべての陣地が「クローズ」された場合や、20ラウンドを投げ切ると試合は終了します。
この時、得点が多いプレイヤーの勝利です。
思い通りの場所を狙う実力だけでなく、戦略的な駆け引きが非常に大事なゲームです。
最初はセオリー通り「オープン」して点数に余裕があれば「クローズ」にチャレンジの流れが安定。
慣れてきたら自分なりの戦略を探してみるのも楽しいですよ^^
みんなでワイワイ楽しめるパーティーゲーム!
ダーツは「ストイックに自分を高めていくっ・・・!」って人だけのものじゃないんですね^^
もちろんどんどん上を目指して腕を磨いていくのも醍醐味ですが、大勢でワイワイ楽しんじゃおう!ってゲームもあるんです♪
飲み会の2次会や気の合う仲間でダーツしようぜ!って時などにおすすめ出来る「パーティーゲーム」をここでは紹介していきましょう!
ダーツ経験が無くても白熱のLUCKYBALLOON(ラッキーバルーン)
ダーツ経験が無い人と一緒にプレイするなら、ぜひおすすめしたいのがLUCKYBALLOON(ラッキーバルーン)です。
ダーツの腕前に左右されない、運の要素が非常に高いパーティーゲームなんです。
初心者も上級者もみんなでワイワイ白熱する事、間違いなし!
LUCKYBALLOON(ラッキーバルーン)のルールは超シンプルで覚えやすいのでなおさらオススメです!
2人から始められて、最大8人(ダブルス)までプレイ可能です!
ダーツを投げて刺さった点数分の空気が風船に送り込まれてドンドン膨らんでいきます。(1ラウンドに投げるダーツは1本~3本で自由に選ぶことが出来ます)
ですがUnLucky!マークが出てしまった場合は・・・↓
絶対に3本ダーツを投げなければいけません!(なるべく低い点数を狙ってみてもいいかも?)
そして最終的に膨らんだ風船を割ってしまった人が負けという単純明快でエキサイトできるゲームです!
ダーツ未経験の「気になるあの娘」も誘いやすいゲームですよ!笑
低い点数ばかり狙って投げる事が多かった人は「チキン」として晒されてしまいます・・・
個人的には風船を割ってしまうより「チキン」の方がカッコ悪い様な気が?
BULLの快感を初心者にも!BIGBULL(ビッグブル)
次はダーツ初心者さんでも、気軽にBULL(ブル)の爽快感を味わう事が出来ちゃうBIGBULL(ビッグブル)です!
やる事はカウントアップなんですがいつもとはちょっと違います。
なんとダーツボードの中心にあった、あの小さなBULL(ブル)が・・・
従来のサイズから緑色で示した範囲までBULL(ブル)の判定になります。
さらには「インナーブル」の点数がいつもの50点から70点になっているんですね。
これなら初心者さんでもバッコンバッコンBULL(ブル)に入れる事が出来ますよ!
みんなで楽しく点数を競ってみてはいかがでしょうか。ちなみに上級者もBIGBULL中毒が多いとか!?
実は奥が深いCASTLEBOMBER(キャッスルボンバー)
次は私も大好きなゲーム。
ワイワイできるパーティーゲームでありながらすごく奥が深いCASTLEBOMBER(キャッスルボンバー)のルールを紹介します!
手軽に楽しめて対戦相手との駆け引きがたまらないすごく面白いゲームです。
まずはお城の壁に書かれている数字を狙って敵の城壁を崩していきます。
- 赤枠で囲われている「白い城壁」は1HIT
- 緑枠で囲われている「他の城壁」は2HIT
で壊すことが出来ます。
- 「白い城壁」はダブルで下の城壁・トリプルで下2つの城壁も一緒に壊すことが出来ます。
- 「他の城壁」はダブルで下の城壁・トリプルだと上下の城壁に「ヒビ」を入れる事が出来ます。
BULL(ブル)に入れる事が出来ると「ヒビ」が入った城壁をすべて壊す事ができます。
※「ヒビ」が入っていれば自分の城壁も壊してしまうので注意が必要。
また城壁を壊されてしまっても、自分のお城の上に出ている数字にHITする事で城壁を復活させる事が出来ます。
攻めるのか壁を復活するのかといった駆け引きも重要になってきますね。
城壁を壊すと1Point 兵隊・王様を倒すと5Pointの得点です。
城壁が無くなってしまい、兵隊と王様が倒されてしまうとゲームオーバーです。
最後の1人が決まるか、10ラウンド消化でゲーム終了、この時点で点数が高い人の勝利となります。
ちょっと複雑なルールですが、一度覚えてしまえばみんなでワイワイ出来るゲームだと思います。
また、いろいろな数字・BULL(ブル)と投げ分けが必要になってくるゲームなので、意外と練習になっていたりします。そう考えると初心者さんにもおすすめのパーティーゲームですね^^
ダーツをする時、気を付けたいマナーとは
ここまではダーツのルールについてお話してきましたが、私がダーツショップ・ダーツバーのスタッフ時代に本当にいたマナーが悪いお客さんの話をさせてください^^
ダーツバーなどで働いていると毎日多くのダーツプレイヤーと接します。
中にはマナーが酷い方もいるんですね。
- ダーツのルールを守らない
- ダーツマシンを占有している
などなど、ここで挙げた以外にも沢山いるんですね^^:
当然スタッフである私が注意する事になってしまうんですが、少々空気が悪くなってしまいますよね?
そうなるとお店のスタッフからもお店の常連客からも「あのお客さんちょっと苦手だな^^:」みたいに思われてしまいます。
結果、ダーツを投げに行っても「なんか避けられてる?」みたいな事になりかねません。(※スタッフは仕事ですので、そういうお客さんとも笑ってダーツをしなければなりません。キツイです 笑)
ルールは守ろうぜ!
みんなが楽しくダーツをプレイするためには最低限ルールを守るのがあたりまえです。
↓40代男性Kさんの場合
スローラインを越えてダーツを投げる。
※スローラインはダーツを投げる距離がわかりやすい様に示してあるラインです。ボードから244㎝と決まっています。
ボードに刺さらなかったダーツをもう一度投げる。
※ダーツは3投で1ラウンドが終了。刺さらずマシンが反応していなくても投げなおすのはルール違反です。
こう見てみると大した事じゃないような気がするかもしれませんが、実際に対戦相手が繰り返しこんなプレイをしていたら良い気はしないんですね^^:
真剣勝負でギリギリの試合で、なんて状況ならなおさらです。
こういうお客さんはどんどん他のプレイヤーから相手にされなくなってしまいます。(彼は最終的にお客さんが沢山いても、スタッフの私としかダーツをしていませんでした)
譲り合いの気持ちは大事よ!
↓20代男性Yくん
お店が混んでいる状況でダーツマシンを1台占有している。
※お店が空いている状況ではもちろん問題ありませんが、他のお客さんとの譲り合いは必要ですね。
お店に置いてあるダーツマシンは数に限りがあります。
混んでいる状況では他のプレイヤーさんと譲り合う必要がありますよね?
ストイックに練習に集中するのも結構ですが、考えてみてください。投げたいのに投げれない他のお客さんがあなたの後ろ姿をどんな顔で見ているのかを・・・
ルール・マナーを守ろう まとめ
ダーツをしていく以上、他のプレイヤーとの人付き合いも大切になってきます。
初心者の方はダーツの腕前も大事ですが、正しいルールとマナーに気を付けて楽しくプレイする事を忘れないでください。
あなたが大勢の仲間に囲まれる愛されダーツプレイヤーになることを願っています^^
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記事監修者
名前:斎藤はじめ
ダーツ歴10年。最高レーティング(rt)16。最高カウントアップ1200点パーフェクト達成者。クリケットよりもひたすら1501をプレイし続けたい性格。
ダーツを初めて2ケ月足らずでAフライトに到達。「センス良いですね」と言われるが、当時は1日8時間練習をしていたからセンスとか関係ないです。
ダーツ上手くなりたいって人は沢山いるが、センスが無くても練習量だけで上手くなれます。必要なのは熱意。ダーツで上達したいならとにかく毎日投げ続けるのが最短で上達する秘訣です。
ダーツバーでの勤務経験は4年ほどあり、そこでプロとして勤務し、100人以上のダーツプレイヤーを輩出。所持しているバレルの数は500を超えるバレルマニアでもある。ダーツプロに沢山友人はいるが、自分は教える方が得意。