ダーツ|リズムプレイヤーが上達する投げ方の2つのコツと注意点とは

PR

ダーツには大きく分けて、2種類のプレイヤーがいます。ダーツが上手いプレイヤーとダーツが下手なプレイヤーとか、そういう事じゃないです。

ダーツの投げ方の特徴として、リズムプレイヤーとソリッドプレイヤーに分かれているんですね。

簡単に説明すると。

  • リズムプレイヤー テンポを重視して、書いてそのままリズムで投げる
  • ソリッドプレイヤー 1つ1つの動作を確認しながら、ゆっくり投げる

リズムプレイヤーで間違ってはいけないのが、リズムに比重を置くが、雑に投げていい訳では無いんです。

実際、ダーツバーなどで「俺、リズムプレイヤーだから」と雑に投げている人がいますが、それは間違いです。この記事では、「雑に投げている様に見られがち」なリズムプレイヤーが上達するための投げ方のコツや注意点についてご紹介していくので是非ご覧ください。

リズムプレイヤーが上達する投げ方 その1

リズムプレイヤーの戦いはスローラインにつく前にすでに始まっています。

なにもダーツを投げる時だけリズムで投げるのがリズムプレイヤーという訳では無いんですね。

なので、スローラインに立つ時からリズムを意識して毎回同じ動きが出来るようにするのが上達の第一歩なんですね。何度も言いますが、リズムに任せて雑にダーツを投げてくるのがリズムプレイヤーではありません。

実際、リズムプレイヤーもソリッドプレイヤーも「毎回同じ動き」をするための手段なんです。

毎回同じ動きをリズムを使って記憶しているのがリズムプレイヤーなんですね。

と、言う事は「自分なりのスタイルが確立されている事」が前提のプレイスタイルです。

なので、一つ目のコツは「自分のスタイルをリズムに定着させる」です。

初心者のうちはしっかりスタイルを作る事に集中して、スタイルが固まってきたらリズムを意識しましょう。リズムを意識しすぎて、自分のスタイルが崩れてしまっては何の意味も無いと覚えておいて下さい。

リズムプレイヤーが上達する投げ方 その2

リズムプレイヤーが自分のリズムを崩してしまう原因って知っていますか?実際、原因としては沢山あるんですが、その中の1つに「グリップの違和感」があります。

ダーツを投げるほんの一瞬に「グリップの違和感」に気付いていしまったリズムプレイヤーは調子を崩す事が多いんですね。

なので、2本目以降のダーツのグリップが大きな課題になります。

という事で二つ目のコツは「毎回同じグリップをする」です。

そんな簡単に言っても、すぐ出来る事じゃないって思いましたよね?

もちろん、その通りで今日始めたからと言って数か月後に出来てるかと言ったら出来てないと思います。それくらいダーツにおけるグリップは重要で難しい問題なんですね。

じゃあ、どうするの?

基本的には自分で見つけて、自分にあったグリップを定着させるのが理想です。ですが、そんな時間は無い!今すぐグリップが安定する方法が知りたい!という人もいますよね。

ここでは、物に頼ります。

もっと言うと、グリップの違和感を感じ難いバレルを使用します。

↑パイロブレイジングシャドウ

写真は例として、パイロを載せましたが他にも沢山ありますよ。

ポイントはバレル径が急激に変わっていない物・同じカットの連続になっている物です。

この様なバレルを選ぶ事で、多少の違和感は吸収してくれる上にリズムを崩しにくくする事が可能です。実際ダーツのバレルって自分の足りない所を補ってくれる物を選ぶべきで、見た目などで選ぶ物じゃないんですよ。

ちなみにグリップの不安感はイップスを招く原因にもつながります。

イップスになってしまっては、リズムだソリッドだ何て言っていられない状況に陥りますので、考えすぎは注意してくださいね^^:

リズムプレイヤーの注意点

リズムプレイヤーはリズムが崩れると脆いなんて言われる事もありますよね。

実際、思い当たる事がある人もいるんじゃないでしょうか。

2本目以降のダーツを掴む際に、手に当たってダーツを落としてしまう。

そういうラウンドって狙ったトコロに刺さっていますか?もちろん、刺さる事もありますが、確率的にはガクっと下がると思います。

リズムプレイヤーはスローラインに立つ前からダーツを投げ終わるまで、絶対に崩してはいけないリズムがあります。

リズムプレイヤーの注意点です。相手のラウンドはリズムに換算してはいけない。これだけは、絶対に守ってください。

例を見てみましょう。

相手のラウンド。

相手が2本投げ終わった状態で、自分はすでに投げるリズムを作ってしまう。相手は続けて投げる事を嫌い、もう一度セットアップから始めた。

すでに投げるリズムを作っていたので、リズムが崩される。(何ならイライラする場合も)

やっと相手が投げ終わって、自分のラウンドに突入。あせって雑に投げ失敗。

ぴったり同じ状況とまでは、行かなくても近い状況を経験した事はありませんか?

なので、相手のラウンドを自分のリズムに換算するのは絶対に止めましょう。相手が投げ終わって、自分のラウンドになってからリズムを刻み始めると余計な事でテンポを崩される事がなくなります。

リズムプレイヤーが上達する方法 まとめ

この記事では、リズムプレイヤーが上達する投げ方のコツと注意点をご紹介してきました。

簡単にまとめると

  • リズムに乗って投げるのでは無く、自分のスタイルをリズムに定着させて安定させるもの
  • グリップに不安があるとリズムは崩れる、すぐ出来る対処法はバレル選び
  • 相手のラウンドはリズムに換算してはいけない。自分のリズムで気持ちよく投げる事

いい加減しつこいかもしれませんが、リズムプレイヤーはリズムに乗って雑に投げていいという意味ではありません。

積み重ねた練習に裏打ちされ、洗練されたスタイルだと忘れないでくださいね。それでは、この記事を読んで頂いたリズムプレイヤーさん達が1000点プレイヤーになる事を願っています^^

自宅でオンライン対戦が出来る!ダーツライブホームの詳細はこちら

 

記事監修者
名前:斎藤はじめ

ダーツ歴10年。最高レーティング(rt)16。最高カウントアップ1200点パーフェクト達成者。クリケットよりもひたすら1501をプレイし続けたい性格。
ダーツを初めて2ケ月足らずでAフライトに到達。「センス良いですね」と言われるが、当時は1日8時間練習をしていたからセンスとか関係ないです。

ダーツ上手くなりたいって人は沢山いるが、センスが無くても練習量だけで上手くなれます。必要なのは熱意。ダーツで上達したいならとにかく毎日投げ続けるのが最短で上達する秘訣です。

ダーツバーでの勤務経験は4年ほどあり、そこでプロとして勤務し、100人以上のダーツプレイヤーを輩出。所持しているバレルの数は500を超えるバレルマニアでもある。ダーツプロに沢山友人はいるが、自分は教える方が得意。