【プロ監修】チャットレディで家賃を経費に！按分の秘密とは

自宅でチャットレディの仕事をしている方で、確定申告をする場合、経費について色々と悩む部分はありますよね。

家賃は経費に出来るのか？といった部分は多くの方が共通して悩む部分かもしれません。

ここでは家賃を経費にする方法や、他にも経費に出来るものなどをご紹介していきます。

家賃は経費に出来る？

チャットレディで在宅で仕事をする場合、自宅の家賃を経費として計上することは一般的には難しいです。

家賃は通常、個人の生活費としての性格が強いため、ビジネスの経費として認められることは少ないです。

ただし、一部の場合には、自宅を事務所や仕事場として利用する場合に一部の家賃を経費として計上することが認められる場合もあります。

ただし、厳しい条件や要件を満たす必要があります。

例えば専用の仕事スペースがあり、仕事専用の部屋であること、または自宅を登記上の事業所として利用している場合などです。

経費で按分とは

経費の按分（あんぶん）とは、共通の費用や資産を複数の目的で使用する場合に、それぞれの目的に応じて費用を割り振ることを指します。

具体的には、経費を複数の部門やプロジェクト、業務に割り振る場合に用いられます。

これをチャットレディの個人事業主に置き換えると、簡単に言えば自宅で仕事をしていて、仕事に使う部屋の割合はどのくらいなのか？という事を前提に、家賃の何割を経費にするのか？というのが按分です。

経費の按分は、共通の費用や資産がどの程度各目的に関連しているかに基づいて行われます。

一般的な按分の方法としては、以下のようなものがあります。

使用時間による按分

費用や資産の使用時間に基づいて割り振る方法です。

例えば、オフィスの共有電気代を各部門の使用時間に応じて分配する場合、各部門の使用時間の比率に基づいて電気代を割り振ります。

使用面積による按分

費用や資産の使用面積に基づいて割り振る方法です。

例えば、オフィスの共有スペースの家賃を各部門の使用面積の比率に応じて分配する場合、各部門の使用面積の比率に基づいて家賃を割り振ります。

実績による按分

過去の実績やデータに基づいて費用を割り振る方法です。

例えば、特定のプロジェクトが占める売上や利益の割合に応じて経費を割り振る場合、過去の実績やデータをもとに割合を計算します。

按分の目的は、費用や資産を適正かつ公平に割り振ることです。

家賃の一部を経費にする割合の出し方

チャットレディで自宅を事務所として使用し、家賃の一部を経費として計上する場合、割合の出し方は以下の手順に従うことが一般的です。

仕事に使用するスペースの計測

自宅で仕事を行っているスペースを特定し、その面積を計測します。これには仕事専用の部屋やデスクの面積を含めます。

仕事専用スペースの割合の計算

仕事に使用するスペースの面積を、自宅全体の面積で割って割合を求めます。

例えば、仕事専用スペースが20平方メートルで、自宅全体が100平方メートルであれば、仕事専用スペースの割合は20%となります。

家賃の割合の計算

自宅の家賃を、仕事専用スペースの割合で割って、仕事に関連する部分の家賃を求めます。

例えば、月額家賃が10万円で仕事専用スペースの割合が20%の場合、経費計上することができる家賃は2万円となります。

ただし経費計上には厳格な条件があり、割合の計算だけでなく、その他の要件も満たす必要があります。

具体的な条件や計算方法は、地域の税法や税務当局のガイドラインに基づいて判断されるため、個別の状況に応じて税理士や専門家に相談することをおすすめします。

 

本は経費になる？

チャットレディで本を経費として計上するかどうかは、その本が仕事に直接関連しているかどうかによります。

一般的に、仕事に役立つ情報やスキルを習得するための書籍は経費として計上することができます。

以下は一般的なガイドラインですが、具体的な判断は税法や税務当局のガイドラインに基づき、個別の状況に応じて税理士や専門家に相談することをおすすめします。

専門書や教育資料

仕事に関連する専門書や教育資料は、専門知識やスキルの向上に役立つ場合があります。

例えば、マーケティング手法やコミュニケーションスキルを学ぶための書籍は経費として計上することができます。

業界関連の書籍

自分が所属する業界やテーマに関連する書籍も、業務の理解や情報収集に役立つ場合があります。

例えば、最新のトレンドや業界の動向を把握するための書籍は経費として計上することができます。

職業訓練やスキルアップのための教材

仕事に役立つスキルを学ぶための教材やオンラインコースも、経費として計上することができます。

例えば、マーケティングのオンラインコースや語学学習教材は経費として計上できます。

心理本や会話本・恋愛本

会話をメインにチャットレディで働いている場合は心理本や会話に関する本・恋愛本なども経費になる可能性が高いです。

ただし、個人的な読書や趣味に関連する書籍は一般的には経費とはみなされません。

経費として計上するには、仕事に直接関連していることや専門知識の向上に寄与していることが必要です。

通勤の交通費は経費になる？

通勤型としてチャットレディの仕事をしている場合、交通費は経費になります。

この交通費は毎月がほぼ同額に近い金額というのが一般的です。（特別な理由があって普段は電車だが数日タクシー利用などでもＯＫ。）

あくまで仕事をするのに必要な交通費のみ経費として計上する事が出来ます。

そしてこれはごまかしたりすると普通にバレます。

例えば車通勤で、自宅から仕事場までの距離を、その年のガソリン価格と燃費などから割ると大体の金額は出ます。

それをプライベートで使用している分まで交通費に入れると計算が明らかに可笑しくなりますので、ズルをするとバレますので気を付けてくださいね。

まだまだある経費に出来る物

チャットレディで経費として計上できるものは以下のようなものがあります。

パソコンやスマートフォン

チャットレディの仕事にはパソコンやスマートフォンが必要です。これらの機器の購入費や修理費、通信費などは経費として計上することができます。

インターネット接続費

チャットレディの仕事には安定したインターネット接続が必要です。インターネット接続費は経費として計上することができます。

電気代

在宅で仕事をしている場合、仕事に使用する電気代は一部経費として計上することができます。

ただし、具体的な割合や計算方法は地域の税法や税務当局のガイドラインに従って判断する必要があります。

音声通話やビデオ通話に関連する通信費

チャットレディの仕事において、音声通話やビデオ通話が発生する場合、通信費は経費として計上することができます。

広告費

自身のプロモーションやマーケティングのための広告費は経費として計上することができます。

例えば、ウェブサイトやSNS広告の費用が該当します。

メイクや衣装に関連する費用

チャットレディの仕事において、メイクや衣装の準備が必要な場合、それにかかる費用は経費として計上することができます。