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ダーツのグリップ(持ち方)で悩んでいるプレイヤーは「かなり多い」って知っていましたか?
調子良くダーツを投げれている時って気にならないものなんですが・・・一度調子を崩してしまうと・・・「自分のグリップ(持ち方)がわからなくなった!」なんて事になったり・・・。経験ありませんか?
さらにダーツを始めたばかりの初心者さんともなると、どんなグリップ(持ち方)をしても「これじゃない感」が消えないと思います。(しっくりこない)
ですのでこの記事では、グリップ迷子やダーツ初心者さんに向けて
- グリップ(持ち方)の基本
- グリップする強さ深さについて
- グリップを安定させるコツ
についてご紹介させていただきます^^
自分だけのグリップをしっかり作って上級者を目指しましょう!※今ご覧になられている記事は最初から最後まで重要な事が記載されています。
初めからきちんと読む事で圧倒的に早く上達する可能性が高くなりますので、是非とも記事を見ながらイメージも膨らませてみてください。
(手元にダーツがあれば、「こうかな?」って色々試してみてください。きっと良いイメージがつかめます。無ければ鉛筆やボールペンでもOK!)
基本にして王道!実はきちんと種類があるダーツのグリップ(持ち方)
ダーツにはグリップ(持ち方)が沢山あります。ダーツプレイヤーの数だけグリップが存在していると言っても過言ではないでしょう。
基本的には、あなたと「全く同じグリップ」をしている人はいないと思って下さい。(多少、似ているなどはありますが。)
当然の事なのですが、人はみんな「指の長さ」「指の太さ」などそれぞれ違いますよね?
だからグリップは自分専用!
プロ(他人)のグリップを完全にコピーできたとしても、それがあなたにとって正解とは限らないんですね。(もちろん参考にして自分用に崩して使うとかは大丈夫ですが。)
ですので自分の手・指・に合ったグリップを探してみましょう。
グリップ(持ち方)の種類は?
グリップには「ダーツを何本の指で持つのか」によって種類が大きく分けられています。
よく初心者さんにオススメされているペンシルグリップ(鉛筆を持つ形)は親指と人差し指・中指を使うので3フィンガーという事になります。
↓例:ペンシルグリップ(3本の指を使っているので3フィンガー)
基本的に各グリップは
- 指が少なければダーツに力を伝えにくい・ダーツをリリース(ダーツを離す)際の干渉が少ない。
- 指が多ければダーツに力を伝えやすい・ダーツをリリースする際の干渉が大きい。
という、違いがあるんですね。
どのようなグリップを選んだとしてもメリットとデメリットがある事を覚えておきましょう。
2フィンガー
ダーツを親指と人差し指など、2本の指でグリップする方法です。
↑の様に2本の指でダーツを持っているので、1番安定感が無い(安定させ難い)グリップですね。
力をダーツに伝えるのが難しいグリップでもありますがきちんと投げる事が出来れば、
指がダーツに当たって飛びが悪くなるという事が少ないというメリットもあります。
3フィンガー
親指・人差し指・中指の3本の指を使うのが一般的なグリップ。
↓中指がダーツの下に入るものと
↓中指もダーツの上にくるグリップ
↓左利きバージョン 中指をチップ(ダーツの針)にかける
最も多くのプレイヤーがこの3フィンガーでダーツを投げている、基本的な形です。
2フィンガーを、よりダーツに力を伝えやすくしたイメージ。
クセの少ない安定的なグリップで、大抵は初心者さんにオススメするのは3フィンガーですね。
4フィンガー
親指・人差し指と中指・薬指の4本を使って持つ方法。
↓薬指がチップの下から支えている
最もダーツを安定して持てるグリップ。
力をダーツに伝えやすく安定する反面、リリースで指が当たってダーツがブレる危険性が高い。
グリップする強さを意識し出したら脱初心者の証拠
次はダーツをしっかり安定して飛ばすために重要な役割をしているグリップの「強さ」についてお話させていただきます。
グリップの強さと言われてもあまり意識していない、という方も少なくないんじゃないでしょうか?
※グリップの形は意識しているけど力加減とかは考えた事ないなぁって人も実際にいたんです。
ですが今のグリップで「伸び悩んでいる」「調子が悪い」などの方はグリップの強さにテコを入れる事で爆発的な成長が期待できる可能性だってあるんです!
私が初めてカウントアップで1000点越えを達成したのはグリップを意識して練習した後スグでした^^
ダーツを強く握ってみる
ダーツのグリップを強くするとどういったメリットがあるのか見ていきましょう。
- ダーツに力を伝えやすくなる。
- ダーツを構えた時に安定しやすくなる。
- ダーツがすっぽ抜けない。
↑この辺りでしょうか。
やはり1番大きなメリットはダーツに力を伝えやすくなる事ですね。
↑ダーツがこのような軌道で飛んでしまっていてボードに届かない人やダーツがボードに弾かれてしまうって方はダーツに力が伝わっていない可能性が高いです。
テイクバックでダーツがすっぽ抜けてしまう方もグリップが弱いのが原因と考えられます。毎回ダーツが床に落ちてしまっては楽しくないし、拾うのに疲れてしまいますよね。
ダーツを強く握る事でセットアップでの安定感としっかりしたダーツの飛びに大きな期待が持てるので
- ダーツが届かない
- ボードに弾かれて刺さらない
- テイクバック・リリース前にダーツがすっぽ抜けてしまう
- セットアップでダーツが安定していない
- ダーツが安定して飛ばない
という方は意識して練習に取り入れて成長につなげましょう!
グリップの安定度と上達速度は比例している
ダーツの腕前を上げるためにはグリップを安定させるというのが1つの大きな課題です。
カウントアップで1000点以上をたたき出す上級者やプロのダーツプレイヤーは安定したグリップが確立されているんですね。逆にグリップが安定していない方は成長は期待できないんです!
自分のグリップを作り上げ、それを安定させる・・・。
簡単な事ではありませんが、上級者を目指すのには必要不可欠な事なんですね。カウントアップで1000点以上を出したいならグリップを安定させましょう!
安定したグリップを作る
まず自分のグリップを作ろうと考えた時にプロのグリップを真似するのはやめておきましょう。
確かにその道のプロがしているグリップですから正解に見えるのはわからなくもないのですが・・・。
指の長さ・太さはもちろん体格や投げ方だって違う人のグリップだけ真似ても同じように上手くいく事はまずありません。それに自分の体に合わない投げずらいグリップをしてもダーツは綺麗に飛んで行ってくれないんです。
ですからグリップの基本はまず
- 自分がグリップしやすい
- 自分が投げやすい
↑これが大前提であり、答えなんですね。
「じゃあ投げやすくて持ちやすかったらなんでもいいの?」と思うかもしれません。
大きくハズレでは無いんですが、それだけじゃないんですね。
投げやすく持ちやすいのは良い事ですが、指を引っかけてダーツが変な飛びをするなど気を付けなければならないポイントは沢山あるんです。
大事なのは自分で考えて意図を持ってグリップを作り上げる事です。
- 自分のダーツの飛びはどうなのか
- 自分のダーツに力が伝わっているのか
- 自分の投げ方との相性はどうなのか
などを1つ1つ考え、基本となるグリップから1つ引いてみたり1つ足してみたりしながら完成に近づいていくものなんです。
グリップを忘れてしまう?
調子よくダーツを投げている時は考えもしない事ですが、いざ調子を崩して自分のダーツを見直そうとすると・・・。
「あれ?昨日までどうグリップしていたかわからない!」
って事がありますよね。
毎日毎日、同じグリップをしてきたはずなのにどんなに考えても思い出せなくなってしまうんですね。
仮に同じグリップが出来たとしても「こんなんだっけな?なんか違う気がする。」となってしまう場合が多いです。
ダーツの不調がきっかけだった場合、焦りがMAX状態でもう何をやっても上手くいかないんですよね^^:
そうなってからでは、もう遅いんです。ですから普段から自分のグリップは意識して記録しておく事が大事ですね!
まずはスマホでもなんでもいいです、グリップの写真を撮ってください!出来るだけ多く、いろんな角度から!
次にメモ帳にでも、自分のグリップについての備考を書いておきましょう。
なんでもいいんです、親指はこうだった・人差し指はどうだった・・・と。何を考えてそうしていたのかを出来るだけ多く残して置いて下さい!
「よしこれでグリップを忘れる事は無いな!」と思いました?
・・・。
断言します、絶対グリップを忘れます。
ダーツを投げていればしょうがないんです。
いかに写真・動画におさめても、備考をメモしていても、忘れる時は忘れます。「じゃあ意味ないじゃん」と思いますよね?
ですが、いざ何もわからなくなった時に道しるべ(写真やメモ)があるのと無いのではスランプから脱出できる速度は全然違うんです!
同じスランプ中でも「どう投げてたかな?これで正解だったかな?」と迷いながら練習するのと「これで間違いなかった!」と自信をもって練習するのでは、大分違いますよね?
スランプに陥(おちい)ってしまった時の「お守り」として写真やメモを残しておく事をおすすめします^^
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記事監修者
名前:斎藤はじめ
ダーツ歴10年。最高レーティング(rt)16。最高カウントアップ1200点パーフェクト達成者。クリケットよりもひたすら1501をプレイし続けたい性格。
ダーツを初めて2ケ月足らずでAフライトに到達。「センス良いですね」と言われるが、当時は1日8時間練習をしていたからセンスとか関係ないです。
ダーツ上手くなりたいって人は沢山いるが、センスが無くても練習量だけで上手くなれます。必要なのは熱意。ダーツで上達したいならとにかく毎日投げ続けるのが最短で上達する秘訣です。
ダーツバーでの勤務経験は4年ほどあり、そこでプロとして勤務し、100人以上のダーツプレイヤーを輩出。所持しているバレルの数は500を超えるバレルマニアでもある。ダーツプロに沢山友人はいるが、自分は教える方が得意。